8/4、映画と父と女

今日は休日。

存分に寝。起床後せかせかと洗濯。快晴なので日光を利用する手は無い!と思い、干しまくる。

かんかん照りが好き〜!雨の日が好きな人はカッコつけだと思ってる性格の悪いかんかん照り好きの自分。

昼はレトルトカレーに甘唐辛子とゆで卵を添えて食す。旨いですね〜。

今日は父と映画を観る予定。だらだらと準備。17時20分からなので、なめくじのスピードで身支度をした。

そして外出。汗だくで映画館に着。父からLINEが入っていた。その内容が、「女性の友達と来ている、不倫では無い」との由。は?母以外の女と来てるじゃん。どういうことなの?「???」と思いながらチケットを購入。映画の半券が以前と変わっていたので入場の際混乱した。無くしたんか!?あの短時間で!?脳味噌が劣化してる!!!とパニックに。

無事入場。入り口で父が待っていた。再び「不倫じゃ無いからな、(恐らく母、もしくは姉には)言うなよ。」とのたまった。それ、言えば言うほど怪しいぞ。

その女性と当たり障りなく挨拶をし、席に着いた。な〜んじゃこれと思いながら映画を観た。

「少年の君」を観。「白夜行」のパクリとかいう声もあったらしいけど、別物だなと思った。パクリなのだとしたら、自分はこちらの方が好みな内容と結末だった。

絶対的な学歴信仰の歪みと、そのしわ寄せを受けて磨耗している青少年。日本とは大学受験への姿勢が全く異なっているし、両親への敬意の度合いも全く異なっている。受験前日の校庭での決起集会みたいな場面は宗教じみていて不穏だった。いじめの描写もえげつない。幸い自分はそういうものを通って来なかったからか、「ここまでしないといけないものなのか〜」と引いてしまった。ただ、ボーイミーツガール的な側面は本当に美しくて、何度か目に涙が溜まった。2人の純な信頼だけで警察の大人達を撹乱させていたところは気持ち良かった。白夜行と違うのはこの後で、結局は完全犯罪が成立せず、(刑事に落とされたというのもあるが)2人で罰を受ける選択をした。ガラス越しに再会した泣き笑いが堪らなかった。

ただ、エンドロールでいじめ問題についての啓蒙的な映像が流れたのは少し冷めてしまった。映画で訴えたかったことがそれであるから間違ってはいないけれど、教育教材っぽくなってしまって、映画はおしなべて作りものではあるがより作りもの感が顕著になった。

それでもかなり良かったのには変わりない。

 

その後、なぜか父と、女性と、自分でカレーを食べた。なんだこれ、と思いながらも、その疑問はスルーして当たり障りなく会話、食事し、帰宅。

父とその女性が実際のところどういった関係なのかは知る由も無いが、この映画とこの思い出がセットで回想されることになると思うと複雑だ。

とりあえず自分はこのことに関して他の家族には言わないし、何かあったとしても父の味方にもならないし責めもしない。

あの女性はなんだったのでしょうか。自分に会わせたのは2人に後ろ暗いところがマジで無いからなのか、もしくは単に何もわからないお子ちゃまだと父が自分をナメてかかっているのか。末っ子だけどもうじき30やぞおい。まさか母と離婚してあの女性と一緒になろうとしているわけではないよなぁ、父。

不可解な1日でした。

 

 

この日、自分カレー2食食ってんじゃん。