インスタント味噌汁とリリアン

今日は目覚ましより1時間早く起。

そして朝食をたらふくいただいたらだる〜く、かつ、眠くなってきた。身支度を始めなくては間に合わなくなる時刻まで45分の猶予があったので寝転ぶ。食後で胃に血が集中しているからか寒い。布団に包まり良〜い感じになってきちゃって眠気が忍び寄ってきた。ここで寝たらヤバいので眠気に抗いつつ寝転び布団に包まり続けた。起きろ馬鹿。

イムリミットを迎えたので身支度して出勤。

仕事は何事もなく。

昼飯は、冷やご飯にツナをギュッと丸め込んだのち塩を振ってこさえた雑おにぎりと、インスタント味噌汁。

最近、インスタント味噌汁と汁椀を休憩室に常備しておくことにした。このひと手間で昼飯が華やぎ始めた。自分でこしらえた退屈な弁当も、温かい汁と合わせれば幾分色付く。具の種類も豊富で、その日の気分によって豆腐だの油揚げだのしじみだのあさりだの選べるのも良い(今日は長ネギを選んだ)。選択肢の多さが豊かな気持ちにさせてくれる。そんな昼休憩。

そして何事もなく退勤。

リリアンを求めて手芸店を回った。無いなら無いでまあいいやくらいの気持ちで探していたのだが、最後に行った小さな老舗手芸店で店員のおじさんに声をかけられた。

「何かお探しですか?」

店員に声を掛けられるのがめっぽう苦手なのでげげ〜〜と思ったが、「別に」と返す心強さを持ち合わせていないので正直に「リリアンありますか?」と尋ねた。

すると人口絹糸を案内された。リリアンについて下調べしていたので知っている。この糸の名称もリリアンだ。そして正しくはリリヤンらしい。違うのだ。求めているのは昭和に流行したという細長い紐を編む、縄跳びの持ち手みたいな筒状の編み機なんだ。

「糸では無くて、糸を編む道具のリリアンありますか」

と尋ねると、縫い針を紹介された。違う〜。

おじさんは埒があかねえと思ったのか「○○さん、説明してあげて〜」と別の女性店員に丸投げしてどこかへ行ってしまった。

来てくれた女性店員に求めるリリアンを説明したところ分かってくれたので一安心。メーカーに問い合わせてくれて、取り寄せが可能とのことで、入荷次第連絡するとの由。ありがとう。

そして帰路、いつも利用している所より少し遠いスーパーへ立ち寄る。野菜が種類豊富で安い。いつも利用しているスーパーは種類が少ない上に高い。ああ、、、と絶望しながらミニトマトがたくさん入って100円のパックを購入。

帰宅。

ひと寝入りし、ちょっと酒を呑みだらだらと過ごした。